子どもさんとの海外旅行での注意点

2歳未満の子どもさんは、海外旅行に連れて行くにしても、飛行機やホテルなど旅行費用をかなり抑えることができるので、家族みんなで旅行しても安く楽しむことができます。しかし、小さい子どもさんを海外旅行に連れて行くのは、さまざまな問題があります。
例えば、赤ちゃんは免疫がないのでウイルスに感染しやすかったり、ちょっと目を離した間に誤飲や落下の恐れがあったり、親御さんが気を付けていても、いつ何が起こるかわかりません。
また、哺乳瓶や粉ミルク、紙おむつなどの衛生用品は、日本で普段から使っているものが良いですし、ベビーカーも持参する必要があるので、荷物がかなり多くなります。それに、飛行機の中でも、赤ちゃんのご機嫌が悪くなったら大声で泣いてしまいますし、それをあやすのに親御さんは身心ともに疲れてしまうと思います。
このような心配を考えると、小さな子どもさんを連れての海外旅行は、次の点に気を付けて渡航先を決めることをおすすめします。
・快適な気候や気温の国
・日本との時差がほとんどない国
・短いフライト時間で行ける国
・移動が少なくゆっくりと過ごせる行程
・衛生面が徹底されているホテル
日本の冬の時期は、空気が乾燥しているので、帰国してから、体調を崩してしまう子どもさんも多いので、注意が必要です。大人の感覚だと、寒い冬は暖かい国のビーチで満喫したい、と考えますが、子どもさんの体にとっては、その温度差が大きな負担になってしまいます。そのため、日本との温度差がそれほど大きくない国や時期に行くのがおすすめです。
また、日本と気候が変わらない国でも、ホテルやショッピングモール、デパートなどでは、冷暖房がかなり強く効いている場合が多いので、体温調整できるように準備しておく必要もあります。