海外旅行でオーロラ観測

「オーロラ」を観測するなんて夢のようですが、できるものなら人生に一度は観てみたいものです。旅行会社の海外旅行ツアーには、オーロラを見に行くものも用意されているので、オーロラに興味のある人は、そのようなツアーをおすすめします。
オーロラが観測できることで有名なのが、アイスランド、フィンランド、カナダのイエローナイフなどですが、特におすすめな場所や観られる確率の高い時期が気になると思います。オーロラは、観測できる場所に行っても、確実に観ることのできるものではありません。そのため、海外旅行でオーロラを観に行く場合は、事前にオーロラについてある程度知っておく必要があります。
オーロラが観られる地域は、「オーロラベルト」と呼ばれており、気候や太陽活動の条件がオーロラ観測に適しているのです。また、オーロラ観測で重要なのは、天気が「晴天」ということです。オーロラが現れる場所は高度100㎞なので、雲よりも高いところで発光しているので、雲が出ていると、地上からはオーロラを観ることはできないのです。
晴天だとしても、ビルや建物で視界が遮られる場所では観測できないので、大きな建物がない視界の開けた場所、というのも観測できる条件になります。また、建物の多い場所は、オーロラが観測できる夜間でも明かりなどが点灯しているので、オーロラが観測できなくなってしまいます。そのため、かなり広い場所で人工的な明かりがない真っ暗な場所が最適なのです。
オーロラの観測シーズンですが、北欧や北米などの地域は、11月～3月の冬の時期に確率が高くなっています。8月中旬～9月末の夏の時期も観測シーズンですが、気候や日照時間などの条件がより整っているのは冬の時期です。そのため、海外旅行でオーロラツアーなどを計画している場合は、冬の時期がおすすめです。