冬の香港での楽しみ方

香港は、日本のように四季がはっきりとしていませんが、香港の人々にとっては、12月～2月の時期が冬とされています。そして、冬ならではの楽しみ方もあるので、この時期、香港へ海外旅行するのなら、香港人と一緒に楽しんでみませんか？
1年を通して比較的暖かい香港の人たちは、クリスマス、お正月、旧正月といった年中行事によって「冬」を感じるようで、行事に合わせて食べ物、ファッション、イベントなどを楽しみます。それでは、香港への海外旅行で、ぜひ味わってほしい冬の香港の風物詩を紹介します。
香港人の冬の食事というと「火鍋」でしょう。香港では、多い人では週に2回も火鍋を食べるそうです。火鍋は日本にも浸透してきているので、知っている人も多いと思いますが、簡単に説明すると、鍋が2つに仕切られていて、一方には白湯スープ、もう一方には、香辛料が入った辛くて赤い麻辣スープを入れて、肉や魚介類、野菜など、好きな材料を好みのスープで煮て食べるものです。有名な火鍋のお店では、週末などは混み合うので、時間をずらすなどして、ぜひ食べに行ってください。
また、「ボウジャイファン」という料理も、冬場になるとメニューに登場します。ボウジャイファンは、1人用の独特な形の鍋に、お米と肉や魚、野菜などの具材を入れて炊き込む、日本の釜飯のような料理です。注文してから炊き上げるのに時間がかかるので、他のメニューも頼んでおくと良いでしょう。
11月末頃から旧正月の後までは、冬のバーゲンシーズンなので、それも香港旅行の楽しみです。冬でも暖かい国ですが、おしゃれな香港人は、秋冬のファッションにも興味があるので、日本人が好むようなものもしっかり売られています。それがかなりお安くにゲットできるので、ぜひ立ち寄ってみてください。